デコ・イバラのフィロソフィー

Deco Ibarraは、Ibarraの美学とデザインへの新たな挑戦として誕生しました。

フィリピン・マニラに息づくアール・デコ建築の優雅なリズムと、
東京という都市で磨かれた静けさと規律。その二つの都市の精神が交差する場所で、
時計師・モレノ・フランシスコのデザインによって生まれたのが、Deco Ibarraです。

このラインは、Ibarraを創業したモレノが、時計師として東京で歩み始めた時期に構想されたものです。
Deco Ibarraは、彼の進化の途中にありながら、Ibarraの原点とMoreno Watch Studioという新たな地点をつなぐ「橋」のような存在です。

Deco Ibarraのタイムピースは、マニラのIbarraの時計師たちによって丁寧に組み立てられ、
モレノの哲学とデザイン精神が宿ったかたちとして完成します。

第一作となるGran Luzは、光と構造、そして静けさをテーマにした時計です。
二つの都市、二つの時間、二つの視点が融合し、時計というかたちになりました。

Gran Luz

光と影のコントラストを楽しむために設計された時計。マニラのアール・デコ建築の曲線と幾何学的な要素を再構築しました。

デザイン:Moreno Watch Studio
組立:マニラ

From the Designer

デザイナーより

時計は、ただの道具ではなく、
想いと精神を映す「かたち」だと私は信じています。

Ibarraを創業し、そして東京で時計師として歩み始めた今、
私はもう一度、時計づくりの本質と向き合っています。

Deco Ibarraは、その進化の中で生まれた「デザインの架け橋」。
フィリピンの美、日本の洗練。二つの都市をつなぐ静かな対話です。

— モレノ・フランシスコ
時計師・デザイナー

全文を読む

お問い合わせ